江戸時代の昔から多くの女性を救ってきた、中山鬼子母神

江戸時代の昔から多くの女性を救ってきた、中山鬼子母神
江戸時代の昔から多くの女性を救ってきた、中山鬼子母神

中山法華経寺は日蓮宗の開祖、日蓮上人が最初に開いたお寺であるとされ、日蓮上人の説教と安息の地でした。中山三法類の縁頭寺でもあります。

由緒ある法華経寺は境内には重要文化財として指定される法華堂や比翼入母屋造りの祖師堂の他、日蓮上人直筆の「立正安国論」が納められているなど、文化財としての見どころも多いお寺です。

おすすめポイント①

法華経寺で子宝祈願の神様として古くから信仰を集めるのが中山鬼子母神です。鬼子母神とは安産や育児の願いをかなえる女神ですが、元は自分の子を育てるために人間の子どもを喰う鬼女でした。

仏様により自らの子を隠され半狂乱になったことから、仏法に帰依し子どもと母親の守り神となります。法華経寺にはこの鬼子母神が祀られており、多くの母親たちからの信仰を集めてきました。

おすすめポイント②

鬼子母神は法華経の守護神として法華宗や日蓮宗の寺院で祀られることが多い仏様です。法華経寺の中山鬼子母神は、入谷鬼子母神、雑司ヶ谷鬼子母神と合わせて、「江戸三大鬼子母神」とされ人気を集めました。

遠く江戸からの参詣も多くあったそうです。江戸時代の昔からたくさんの悩める女性を見守り、救ってきた神様なのです。

おすすめポイント③

法華経寺は荒行修行の場としても有名です。「死と蘇生」を体験するというこの荒行は、真冬に100日間かけて行う修行で、比叡山延暦寺の千日回峰行に並ぶ厳しさです。この厳しい修行に耐えた人だけに祈禱の秘法が相伝されます。

心身ともに鍛えぬいた僧が御宝前で執り行う木剣加持祈禱は霊験あらたか。授与される祈禱札に宿る霊力は子授けの願いをかなえてくれそうです。

概要

名称法華経寺
所在地千葉県市川市中山2-10-1
電話番号047-334-3433
公式サイトhttps://loco.yahoo.co.jp/place/g-U93EOSXuLeg/
     
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